ナノトライボロジー研究センター開設シンポジウムの開催.

2017年3月8日に電気通信大学でナノトライボロジー研究センター開設シンポジウムを開催します.会場は東5号館241教室です.第1部は国際シンポジウム"Toward control and in-situ observation of nanotribology",第2部は電通大-理科大合同研究会"ナノ構造が拓く新奇な物性物理学 - 広がるナノトライボロジーの世界"になります.会場はB棟2階201教室です.多くの方の参加を期待します.

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UEC International Nanotribology Colloquium の開催.

2016年9月2日に電気通信大学で国際コロキウム「UEC International Nanotribology Colloquium」を開催します.会場は東5号館241教室です. 多くの方の参加を期待します.

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東京理科大学と共催でワークショップの開催.

2016年3月14日に東京理科大学総合研究機構ナノカーボン研究部門と共催でワークショップ「若手合同研究会 - 表面・界現象の新展開:吸着物質移動エネルギー散逸 -」を神楽坂キャンパスで開催します. 多くの方の参加を期待します.

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第2回ナノトライボロジー研究ステーションセミナーの開催.

2015年3月26・27日にKarlsruhe Institute of Technology, Micorotribology Center Martin Dienwiebel博士によるセミナーの開催します。講演題目は"Applied Nanotribology - From Atoms to Car Engines(応用ナノトライボロジー - 原子から自動車のエンジンまで)"の予定です. 多くの方の参加を期待します.

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東京理科大学と共催でワークショップの開催.

2014年11月25日に東京理科大学総合研究機構ナノカーボン研究部門と共催でワークショップ「実験と理論の協調によるナノ空間・ナノ物質研究の最前線」を神楽坂キャンパスで開催します. 多くの方の参加を期待します.

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第1回ワークショップを開催.

2014年9月29日・30日に電気通信大学において第1回ワークショップを開催します. 多くの方の参加を期待します.

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ナノトライボロジー研究ステーション開設.

2014年6月1日よりナノトライボロジー研究ステーションを開設します.

Nanotribology Research Station


ナノトライボロジー研究センター設置の目的

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1966年の英国Jost報告では摩擦による経済損失はGNPの1 %に達すると報告されました。その後の見積もりでも摩擦現象を適切に管理することで1 %以上の経済効果がえられると考えるのが多数意見となっています。現在必要とする省エネルギー技術においても摩擦の制御が重要な役割を担っています。

一方,近年の表面科学と科学技術の発展によって,摩擦・凝着の発現機構を原子・分子レベルからの解明を目指す「ナノトライボロジー」と呼ばれる研究分野が誕生しました。この新しい研究分野は摩擦研究にこれまでの枠組みを超えた研究者間の協力を必要とし,またそれにより摩擦研究に新しい方向性も与えています。しかしながら我が国の大学には「ナノトライボロジー」を直接冠した研究組織が存在しません。電気通信大学ではナノトライボロジーおよびその関連分野の研究者が多く在籍する特長を踏まえて,本学がナノトライボロジーおよびその関連分野の研究・教育拠点となることを目指します。

期待される研究成果等

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研究センターの構成員は既に「ナノトライボロジー」およびその関連分野で研究グループを組織し,研究・教育活動を行ってきました。しかしながら,これらの活動は大学等の組織に拠点を置くものでなく,その活動に制約を受けるものでした。本学に研究ステーションを設置することにより,研究・教育活動を長期的・戦略的に継続して進めることが可能となります。期待される具体的な成果として,(1) 本研究センターが研究会,講演会,若手の学校などを開催することにより,本学を中心としたナノトライボロジー研究・教育のネットワークが形成できること,(2) 地震等の地球科学,物性科学の関連分野を含むいわゆる『摩擦の科学』のネットワークが形成できること,ができます。